見学ツアーで先生の子どもへの関わりを見てわおわおに
26年度に採用されて今年4年目となる中堅保育士のまき先生。わおわおに決めたのは見学ツアーに来て、自身の保育観と合っていたところだという。
「東寺尾園での見学の際に、実際に保育に1時間ぐらい入らせてもらいました。ご飯を子どもたちと食べてというツアーの中で、雰囲気や、先生たちの子どもとの関り方っていうのも結構見させていただくこともできたんです。0歳児のクラスに入ったのですが、担当制保育なので、担任の先生との愛着がすごくて、この人が一番好きっていう先生がいて、その人へのこだわりや愛着っていうのが深く見られたんです。愛着関係がすごいできてるんだなっていうふうに感じました。「ほめて・みとめて・はげまして」という保育理念と子どもたちが安心して伸び伸びと過ごしているのを見てここだと思いました。」
先輩に学びながら保育士としてのやりがいを実感
入職して4年、先輩が自分にしてきてくれたことが、とても恵まれていたことを感じている。そして自分の感覚は間違っていなかったと確信している。
「実際に働いてみていいなと思ったのは、子どもを肯定的に捉える言葉掛けだったり、関わりといった子ども主体の考えを、保育士全員が共有していることです。自分も目指していた保育なので、先輩の声掛けとか動きを勉強できて、日々難しさも感じながらも、環境に恵まれていることをありがたく思います。園長先生が今年から変わったのですが、去年までの園長先生が守ってきた子ども主体で子どもの気持ちに寄り添う保育を、受け継ぎながら、新しい園長先生のビジョンの下よりよい園作りを目指していきたいと思います。これからは今以上に仕事も遊びもうまく両立させていきたいです。」
先輩に教わる立場から後輩を指導する立場に
昨年まで先輩の指導の下で、頑張ってきたまき先生。しかし今年からはOJTの研修を受け、新人を指導する立場に。今は難しさを感じながら、日々悩みながら奮闘しているところだという。
「最初にOJTの研修を本部が開いてくれて、それを学んでの4月からのスタートでした。私が担任のクラスリーダーみたいな感じで、後輩と2人で組んでクラスを運営しています。後輩が違う動きをした時は、子どもが寝た後にきちんと説明するように心掛けています。でも忙しいとどうしてもバタバタした説明になってしまうので、うまく伝えられているか分からないですけど。私は今まで3年間先輩に指導していただいた中で、感情で怒られたりとかいうことが一度もなかったんです。だから、後輩を気にかけたり、好きでいてあげるとか、そういう気持ちの大切さを学んだことを後輩にもしてあげたいと思っています。」