03園だより
情報掲載日:2021年8月30日
削りたてのかつおぶし体験
今日のおやつは「おかかごはん」
でも、今日は特別な「おかかごはん」。
なんと、削りたてです!
栄養士が手作りの紙芝居でかつおぶしができるまでの工程を伝え、
保育士が「カツオ」の体やどこの部分がかつおぶしになるかなど紹介した後、
いよいよ、本物の「かつおぶし」の登場。
茶色の濃淡がしぶいカチカチのかたまりが、
「シャッ、シャッ」と小気味よい音をたてて、削り器の上を何度も滑る様子を
子どもたちは目を丸くして真剣に見つめていました。
削る音に耳を澄まして「いい音がするね」「シャキシャキって、りんごみたいだね」と表現したり、
けずりたての「かつおぶし」が木の箱から出てくると…
「わぁ~、いいにおい」「ふわふわ…」と身を乗り出して鼻を近づけてみる子もいました。
そして、席に着き、あたたかいご飯の上でゆらゆら揺れるきれいなかつおぶしに
「わぁ、動いてるー!」「家で食べるのは茶色だけど、きれいなピンク!」とわくわくした表情。
「いただきます!」
最初はかつおぶしの味を味わい、その後はお好みで醤油を数滴。
子どもたちの食べっぷりは、私たち大人全員をうれしい笑顔に変えるほどでした。
いつもはおやつの時間に食欲があまりわかない子も、
甘いものはおかわりしてもご飯の時はなかなかすすまない子も、
今日はもりもりご飯を口に運び、たくさんの子がおかわりを楽しんでいました。
普段食べているものも、どうやってできているのかを知ったり、
「できたて」「つくりたて」ってよりおいしい!と感じる経験はとても貴重だと改めて感じる機会となりました。
「また、食べたいなぁ…」と頭をよぎる食べ物のひとつになってくれたらうれしいな。