03園だより
情報掲載日:2020年10月9日
ふわふわアイスクリーム
2歳児うさぎぐみの子どもたち。
片手にはバケツ、もう片方の手には筆やおたまを持ち、夢中になって描いています。
この絵の具は、子どもたちがフルーツの味に例えて選んだ絵の具に、
シェービングクリームとのりを混ぜて作った「ふわふわ絵の具」です。
混ぜながら「おいしくなぁれ、おいしくなぁれ」とおまじないをかけたおかげで、
おいしい匂いが漂ってきそうな鮮やかな色の泡クリームが出来上がり、子どもたちは大喜び。
一人ひとつずつ手に持ったバケツに好きな色のふわふわ絵の具を入れると、
思い思いのイメージで、大きな画用紙の上に色をのせ始めました。
おたまや筆にとった絵の具のクリームを画用紙にのせると
「うわぁ! ふわふわのアイスだね!」と嬉しそうな声。
黙々と画用紙に向かう子や、友だちと視線を合わせながら「一緒に」楽しむ子、
ダイナミックに描く子もいれば、少しずつ試すように色を広げていく子…と、楽しみ方は様々です。
その夢中になって楽しむ子どもの目はキラキラ輝いています。
「もっともっとやってみたい!」と子どもたちがワクワクするような経験を
これからもたくさん考えていきたいと感じたシーンでした。
今年の夏は感染予防対策の観点からプール活動を中止したため、
暑さの中で感じる水の冷たさや気持ちよさを様々な感触遊びを工夫しながら楽しみました。
色や音、におい、感触、温度…繊細な感覚を子どもたちと共に持ち、
小さな感動を積み重ねて楽しんでいきたいと思います。
今年はどんなふうに秋を楽しみましょうか… ワクワクします。
江ヶ崎園 園長